堆肥は袋詰めによる販売も行っており、最近は地域住民の家庭菜園での利用も増え好評である。
近隣住民の苦情は現在はまったく無い。個人的に畜産への理解を深めてもらう努力は日頃から怠っていないが、三浦半島酪連としても組合員全員に手助けをしている事例がある。
三浦半島酪連では豆腐粕を組合員に潤沢に供給するために本来は無料である豆腐粕であるが業者に交通費を支払っている。タダほど高いものは無い、業者の都合で供給量が変化したり、供給がストップしては困るからである。その交通費は組合員から豆腐粕代金として徴収するが(5000円/月)毎月交通費を支払って残金が発生していた。ある時100万円に達し、その残金の積立金の使途について話し合い、今後は組合員の近隣住民に三浦葉山牛を食べてもらおうということで、その購入代金に当てることになった。以降10年間、近所への肉の配布が続いている。 |