経営部門:養鶏部門

350万人都市での消費者と

直結した採卵経営


神奈川県横浜市緑区   前田養鶏場


地域の概要
経営・生産の内容
経営実績の特徴
経営の歩み
環境保全対策
地域農業や地域社会との強調
今後の目指す方構成と課題
 

■ 要旨

団地等による都市化の波を上手く活用して、規模拡大によらず鶏卵販売に力を入れて、採卵養鶏の経営を向上させ、小規模でも専業養鶏として生計を立てている。

 

1. 小型ウインドウレス鶏舎により、臭気、鳴き声を抑制した飼養形態により、都市化の中でも養鶏経営を可能にしている。
2. 家族の労働力に合わせ、鶏卵販売に力を入れた経営規模(約3,000羽)を追求している。
3. リースで購入したコンポストを活用した発酵鶏ふんを、製造元、成分表示の袋詰めで全量農協を通じて販売しており、畜産環境対策がしっかりなされている。
4. 低卵価、卵価の変動から脱却するため、鶏卵の有利性販売の多様な追求を行っている。
5. 厳格な品質管理により、新鮮卵を当日に売り切る販売方針で消費者の信頼を獲得している 。
6. 債務の肥大化を抑えた堅実経営を展開している。

 

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(社)神奈川県畜産会 2005